旧友再会 ~ベスト・オブ・河島英五~

河島英五 旧友再会 ~ベスト・オブ・河島英五~歌詞
1.元気ですか


2.酒と泪と男と女

作詞:河島英五
作曲:河島英五

忘れてしまいたい事や
どうしようもない寂しさに
包まれた時に男は
酒を飲むのでしょう

飲んで 飲んで 飲まれて 飲んで
飲んで 飲みつぶれて寝むるまで 飲んで
やがて男は 静かに寝むるのでしょう

忘れてしまいたい事や
どうしようもない悲しさに
包まれた時に女は
泪みせるのでしょう

泣いて 泣いて 一人泣いて
泣いて 泣きつかれて寝むるまで 泣いて
やがて女は 静かに寝むるのでしょう

又ひとつ 女の方が偉く思えてきた
又ひとつ 男のずるさが見えてきた

俺は男 泣きとおすなんて出来ないよ
今夜も酒を呷って寝むってしまうのさ
俺は男 泪は見せられないもの

飲んで 飲んで 飲まれて 飲んで
飲んで 飲みつぶれて眠るまで 飲んで
やがて男は 静かに寝むるのでしょう


3.野風増


4.旅的途上

作詞:河島英五
作曲:河島英五

春はあざやか菜の花畑で
雲などながめコップ酒
夏は星降る浜辺に手まくら
波を相手に旅の酒
人恋しさに飲んだ酒が
なお人恋しくさせる
年がら年中恋焦がれ
人生旅的途上

秋はすれちがううしろ姿に
面影しのび手酌酒
冬は暮れゆく空の彼方よ
鳥は南へ俺は北へ
あこがれ求めさまよう胸の
燃える想いを伝えん
たどり着くやら着けぬやら
人生旅的途上

人恋しさに飲んだ酒が
なお人恋しくさせる
年がら年中恋焦がれ
人生旅的途上

たどり着くら着けぬやら
人生旅的途上


5.時代おくれ

作詞:阿久悠
作曲:森田公一

一日二杯の酒を飲み
さかなは特にこだわらず
マイクが来たなら 微笑んで
十八番(おはこ)を一つ 歌うだけ

妻には涙を見せないで
子供に愚痴をきかせずに
男の嘆きは ほろ酔いで
酒場の隅に置いて行く

目立たぬように はしゃがぬように
似合わぬことは無理をせず
人の心を見つめつづける
時代おくれの男になりたい

不器用だけれど しらけずに
純粋だけど 野暮じゃなく
上手なお酒を 飲みながら
一年一度 酔っぱらう

昔の友には やさしくて
変わらぬ友と信じ込み
あれこれ仕事もあるくせに
自分のことは後にする

ねたまぬように あせらぬように
飾った世界に流されず
好きな誰かを思いつづける
時代おくれの男になりたい

目立たぬように はしゃがぬように
似合わぬことは無理をせず
人の心を見つめつづける
時代おくれの男になりたい


6.風になれ


7.何かいいことないかな

作詞:河島英五
作曲:河島英五

僕が若者という名で呼ばれはじめて そして
今になるまで
つぶやき あるいはさけびつづけた
言葉を今 言おう
何かいいことないかな
何かいいことないかな
何かいいことないかな
何かいいことないかな

だれかが 僕に お前にとって
青春とは何だと たずねても
僕には答える言葉がない
ただこう言えるだけさ
何かいいことないかな
何かいいことないかな
何かいいことないかな
何かいいことないかな

僕が若者と呼ばれなくなって
何よりくらしが大変になったら
こんなのんきなことばかりは
言ってはいけなくなるのでしょうか
それとも 僕が年老いて
今 この世を去ろうとするその時にも
寂しく僕は 言い続けるでしょうが
何かしとけばよかったと
何か 何か 何かいいことないか 何かいいこと
出て来い こわれそうなこの僕の目の前に
何かいいこと
残った命も そう多くはないんだから
何かいいこと
出てこい早く 何か 何か いいこと
何かいいことないかな
何かいいことないかな
何かいいことないかな
何かいいことないかな

僕には かけがえのない恋人が
この世にただ一人だけいる
それなのに やっぱり歌っている
何かいいことないかな
十三、十四、十五、六の時の僕は
バスケットにすべてをかけてたつもり
それだけが いきがいのつもりでいたが
やっぱり何かが 足りなかったよ
僕は今歌うことが すべてのような
いきがいのような つらをしているけれど
やっぱり何かが 足りないよ
何かいいこと ないかな
僕の中の歯車が狂ってる
ゆるんだねじが あるみたい
さびついているところが あるんだよ
なにか いいことないかな
何かいいことないかな
何かいいことないかな
何かいいことないかな
何かいいことないかな
何かいいことないかな
何かいいことないかな
何かいいことないかな
何かいいことないかな


8.元気だしてゆこう

作詞:河島英五
作曲:河島英五

元気だしてゆこう 声掛け合ってゆこう
サムライでゆこう 日本男児でゆこう

世の中の人は何とでも
何とでも言うが良い
我がする事は我が想いは 我のみぞ知る
武士は喰わねど高楊枝 心は五月晴れ
こせこせするな くよくよするな
青空に鯉のぼり

元気だしてゆこう 声掛け合ってゆこう
サムライでゆこう 日本男児でゆこう

志が少年を
一人前の男にする
志を持ち続ける事で 男は少年に帰る
忍ぶ恋路に花が咲く 頑張ってゆこう
めそめそするな うじうじするな
夜空に「玉屋!」

元気だしてゆこう 声掛け合ってゆこう
サムライでゆこう 日本男児でゆこう

元気だしてゆこう 声掛け合ってゆこう
サムライでゆこう 日本男児でゆこう
元気だしてゆこう 声掛け合ってゆこう
サムライでゆこう 日本男児でゆこう


9.友よ語ろう


10.生きてりゃいいさ

作詞:河島英五
作曲:河島英五

きみが悲しみに 心を閉ざしたとき
思い出してほしい歌がある
人を信じれず 眠れない夜にも
きっと忘れないでほしい
生きてりゃいいさ 生きてりゃいいさ
そうさ生きてりゃいいのさ

喜びも悲しみも 立ちどまりはしない
めぐり めぐって行くのさ

手の掌を合わせようほら温りが
君の胸に届くだろう

一文なしで町をうろついた
野良犬と呼ばれた若い日にも
心の中は夢で埋まってた
火傷するくらい 熱い想いと
生きてりゃいいさ 生きてりゃいいさ
そうさ生きてりゃいいのさ

喜びも悲しみも 立ちどまりはしない
めぐり めぐって行くのさ

恋を無くした 一人ぼっちのきみを
そっと見つめる 人がいるよ

きみにありがとうとてもありがとう
もう会えないあの人にありがとう
まだ見ぬ人にありがとう
今日まで僕を 支えた情熱にありがとう
生きてりゃいいさ 生きてりゃいいさ
そうさ 生きてりゃいいのさ

喜びも悲しみも 立ちどまりはしない
めぐり めぐって行くのさ

手の掌を合わせようほら温りが
君の胸に届くだろう


11.晩秋

作詞:河島英五
作曲:河島英五

この国が一番美しい 燃える秋が訪れる
空の遠い遠い所から 懐かしい唄が聞こえてきそうだ

縁側で繕い物しながら 口ずさむ母の唄か
下校時間告げるチャイムと共に 流れたメロディか

悲しみに心奪われ 生きる力無くした時にも
季節は美しく巡り来て 優しく響く

声が潰れるほど泣いた夜も 抱き合った温もりも
過ぎ行く日々の暮らしの中に
いつの間にか埋もれて行くでしょう

街路樹が赤く色づく道 笑い合う子供達
道草をしてお帰りなさい 今を楽しむが良い

やがて寒い冬が来て 全てが雪に埋もれても
あなたと生きて愛し合った日々 忘れはしない

幾度も季節は巡って 全てが風に流れても
あなたが生きて残した温もり 決して消えない
木枯しが吹いても 雪に埋もれても 決して消えない


12.月の花まつり

作詞:河島英五
作曲:河島英五

あの空に浮かぶ月
今は欠けているけれど
生まれ変わって
また 満ちるだろう

夜の森を翔んでゆく
眠らない鳥たちよ
満月の夜に
帰っておいで

何もかもが生まれかわるよ
風も星もくり返す波も
命は遠い空から降りて
地上に咲いた幾千万の花

夜の河を泳いでゆく
傷ついた魚たち
生まれ変わって
もどっておいで

別れていった人も
帰ってきておくれ
肩を抱きあって
許しあおうよ

何もかもがめぐりあえるよ
生きていれば旅をつづければ
命はやがて空に昇って
地上を照らす幾千万の星

何もかもが生まれかわるよ
風も星もくり返す波も
命は遠い空から降りて
地上に咲いた幾千万の花


13.竜馬のように

作詞:荒木とよひさ
作曲:チト河内

少年のままで生きることは
誰にも出来ない
振り向けば 昨日のことさえ
もう目覚めぬ それは化石
人は鳥でもない 魚でもない
まして石でもない 花でもない
茜の空に たちむかえ
心を斜め 十五度に傾けて
嗚呼 遥かに行かん
嗚呼 遥かに行かん

魂を空に 帰す時が
いつかは来るけど
恋人よ 泣いてすがるな
いざ別れの 時がきても
人は風でもない 流星(ほし)でもない
まして砂でもない 雲でもない
夜明けの風にたちむかえ
心を斜め 十五度に傾けて

嗚呼 竜馬のように
嗚呼 竜馬のように

人は鳥でもない 魚でもない
まして石でもない 花でもない
茜の空に たちむかえ
心を斜め 十五度に傾けて
嗚呼 竜馬のように
嗚呼 竜馬のように


14.生きる


15.訪ねてもいいかい

作詞:河島英五
作曲:河島英五

君は疲れて お風呂にも入らずに
うたた寝してたら
いつの間にか 眠ってしまった
悲しい事があったんだね
小さな肩がふるえてえてた
うつぶせになって 泣いたりするから
畳がびしょ濡れさ
訪ねてもいいかい そんな夜には
訪ねてもいいかい
君の一人きりの部屋へ

しばらく 眠った君は
そっと目をさまし
あまりの夜の静けさに
思わず声を詰らせた
馬鹿な事はしないでおくれよ
うつろにあたりを見まわして
どんなにつらい夜があっても
強く生きて欲しい
訪ねてもいいかい そんな夜には
訪ねてもいいかい
君の一人きりの部屋へ

よかったよ あのまま朝まで
眠りつづけていたら
体をこわして
また僕を心配させてた所さ
訪ねてもいいかい そんな夜には
君の悲しみ 半分 分けて欲しいんだ


16.青春旅情

作詞:河島英五
作曲:河島英五

汽車にゆられ 一日のいくらかを
過す毎日が 続いています
北から南へ 東へ西へ
あちこちの 街の人と人との
心と心を つなぐかけ橋に
なれたら 良いと思います

※雨の日も 風の日もゆれる
汽車の中で 想い出と
見知らぬ夢との
間を行ったり来たり※

北から南へ 東へ西へ
あちこちの 街の人と人との
心と心を つなぐかけ橋に
なれたら 良いと思います

(※くり返し×2)


17.ほろ酔いで

作詞:河島英五
作曲:河島英五

ほろ酔いで夢見れば
想い出は美しく
時はすべてを許し
やさしさに変えてゆく

傷ついた青春も 泣きぬれた恋人も
みんな化石の花になる

すべてのものが やがて むくわれ
すべてのものが いつか 救われる
時代は変わり 陽は降り注ぐだろう
生きてゆけぬと 泪する人にも

哀しみはいつだって
幸せな日を選び
風のように あらわれて
夢のように 消えてゆく

ひたすらに流れてゆけ ささやかな人生よ
せめてもどせぬ運命(さだめ)なら

人も 願いも やがて去りゆき
季節は変わり いつかめぐりあう
時の流れに みえかくれしながら
波間ただよう 花びらのように

すべてのものが やがて むくわれ
すべてのものが いつか 救われる
時代は変わり 陽は降り注ぐだろう
波間ただよう 花びらのうえにも


18.旧友再会

河島英五とアナム&マキ
作詞:河島英五
作曲:河島英五

今日は本当に笑った
腹の底から笑った
夕べはあんなに塞いでいたのに
君に会えてよかった

今日の酒はうまかった
気持ちよく酔っ払った
ひとりでしんみり飲むのはつらいが
今日の酒はうまかった

ラララ…

共に過ごした青春
今では笑い話さ
もしももしもやり直せるならば
も少しうまくやりたいね

今日は本当に笑った
腹の底から笑った
わざわざここまで訪ねてくれて
今日はどうもありがとう

ラララ…

わざわざここまで訪ねてくれて
今日は本当にどうもありがとう

ラララ…